ダビスタの歩き方

これは知人向けに書いたダビスタ啓蒙記事です

目的

ダビスタのゴール設定は自由です。

  • ビッグレース(日本ダービー凱旋門賞 など)を勝つことを目標にするもよし
  • 全重賞の勝利を目指すもよし
  • マイナー血統を突き詰めるもよし
  • 白毛馬を愛でるもよし

ゲームには時間制限もないので自分のペースでゆるゆると進行できます。

経営

資金が尽きるとゲームオーバーです。 ※1回だけ利息つきでお金を融資されるイベントが発生します。

レースの賞金や生産した仔馬を売却、競馬場で馬券を当ててりして資金を増やしましょう。

お金のかかるポイントは以下の通りです。

ランニングコスト

  • 飼育料(10万/頭月)
  • 厩舎預託料(50万/頭月)
    • 入厩時のみかかる費用(→放牧状態だとかからない)
  • 施設維持費(n万/月)
    • 施設内容によって変動

イニシャルコスト

  • 種付け料
  • 繁殖牝馬購入
  • 若駒購入
  • 牧場施設拡張

生産

手持ちの繁殖牝馬に実在する種牡馬を種付けして競走馬を生産します。

毎年4月と5月に種付けすることができます。

ダビスタにはいくつかの配合理論があり、産駒の能力を上限を上げたり、能力の底上げをする効果があります。

種牡馬

※シリーズ最新作のダビマスの画面を用いて話します。

パラメータ

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距離

産駒に伝えるスピード、スタミナの上限に影響します。

サンプルとして提示したディープインパクトは 1,600m 〜 3,000m となっています。

これはレンジとしては広い方で、スピード・スタミナを兼ね備えた産駒となるが可能性があるということで、適正距離のレンジが広い産駒が必ず産まれるというわけではありません。

短距離の競走馬を生産したければ、 1,000m 〜 1,600m とか 1,000m 〜 1,200m といったようなものを選んで確率を上げるという戦略もありです。

成長

産駒の成長パターンです。

早熟、普通、晩成、持続の4種類があります。

産駒の成長パターンの出やすさに影響します。

産駒自体のステータス限界値とは別に年齢ごとの成長限界が設定されています。

ステータスのリミッターと言い換えればイメージしやすいかと思います。

一概に何歳くらいというのはばらつきがありますが

  • 早熟は2歳〜3歳前半
  • 普通は3歳前半〜4,5歳
  • 晩成は3歳後半〜5,6歳
  • 持続は普通と晩成を併せ持つ感じ

といったような感じで本格化しだす時期が変わってきます。

ダート

産駒のダートコースへの適正の伝わりやすさを表します。

◎ > ○ > △ の3段階評価です。

ダートが巧い ≠ 芝が弱い ということではないので、ダートの鬼を目指すなら必須なパラメータです。

体質

産駒の体質の強さの伝わりやすさを表します。

A > B > C の3段階評価です。

虚弱体質の競走馬は、調子を崩しやすかったり、骨折などのケガに繋がりやすくなります。

気性

産駒の気性の伝わりやすさを表します。

A > B > C の3段階評価です。

気性が悪いとレース中に騎手の指示に反して行動しやすくなります。

たとえば道中は控えてほしいのに、暴走して思いっきり逃げてしまったりします。

実績

産駒のスピード・スタミナの平均値に影響します。

A > B > C の3段階評価です。

同じ繁殖牝馬の産駒でも実績が高い種牡馬をかけ合わせたほうが産駒のスピード・スタミナ上限が高くなりやすいです。

底力

産駒の勝負根性の高さに影響します。

A > B > C の3段階評価です。

勝負根性の高い競走馬は、レースの最後の直線で併せた状態になった場合に相手の馬を競り落としやすくなります。

併せの状態で相手のスタミナを削るような感じで捉えてもらえるとよいかと思います。

安定

産駒のステータスのバラつきを表します。

A > B > C の3段階評価です。

A は分散が小さい、 C は分散が大きい(= 当たり外れが大きい)ということになります。

かつては安定 C のとき大当たりを引くと、安定 A より能力上限が高い産駒を生産できました。

そのため最強馬生産では安定 C を採用することが必須でしたが、最近はどうなっているかわかりません。

脚質

ダビマスでしか見ないので説明は割愛します。

血統表

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血統表

因子

種牡馬の祖先には因子と呼ばれるものを持っていることがあります。

種牡馬繁殖牝馬で同名の祖先を持つように配合することをインブリードといいますが、このときに因子の持つ効果が産駒に伝わりやすくなります。

この因子はプラス効果もあればマイナス効果もあります。

  • 短距離適正UP(スピード↑↑、スタミナ↓)
  • スピード↑
  • 勝負根性↑
  • スタミナ↑
  • ダート適性↑
  • 体質↑
  • 早熟化
  • 晩成化
  • 気性良化
  • 気性難化

因子の効果は作品ごとに微調整されているので Switch 版でどうなるかはリリース後要確認ですね。

親系統

サラブレッドは三大始祖(ダーレーアラビアンゴドルフィンアラビアンバイアリーターク)と呼ばれる馬を起点として脈々と血が受け継がれています。

その過程である程度繁栄した種牡馬が系統として認められている。

ダビマスでは以下の 15 系統あります。

子系統

親系統からさらに細分化された系統。

配合理論のニックスで使われるのはこの子系統になります。

それなりに数あるので全量リストアップは割愛します。

一例を挙げると以下のような感じです。

Royal Charger └ Hail to Reasonヘイルトゥリーズン)系 └ Roberto (ロベルト)系

NasrullahBold Rulerボールドルーラー)系 └ Grey Sovereign (グレイソヴリン)系 └ Red Godレッドゴッド)系

繁殖牝馬

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パラメータ

種牡馬には画面上で確認できるパラメータ(距離、実績、安定など)がありますが、繁殖牝馬にはその手の見える情報がありません。

繁殖牝馬にはスピード、スタミナが設定されています。 ※シリーズの中には気性もパラメータとして持っているものもあるようです。

血統表

繁殖牝馬にも血統表(因子、親系統、子系統)があります。

表の見方は種牡馬と同じなので割愛します

配合理論

ダビスタにおける生産にはいくつかの配合理論があります。

それぞれ配合理論にはメリット・デメリットが用意されており、配合理論を理解し組み合わせることが最強馬生産には欠かせません。

これまでのシリーズで判明している配合理論は後述しますが、今作で新たな配合理論が実装されている可能性もあり、とても楽しみですね。

基礎

ダビスタにおける生産の基礎は以下のようになります。

  • 繁殖牝馬のスピード、スタミナがベースになる
  • 種牡馬の各種パラメータでスピード、スタミナの上限/下限値にバラつきがでてくる
  • 掛け合わせた際に発生する配合理論で産まれてくる仔の上限値に影響する

ゲーム開始時に初期繁殖牝馬が1頭割り当てられますが、当然スピード、スタミナは低めに設定されています。

インブリード

種牡馬繁殖牝馬の血統表の中で同じ種牡馬が出てきた(クロス)場合に成立し、血統表に赤字で表記されます。

インブリードによる効果は以下のようなものがあります。

  • クロスした種牡馬の因子の効果を産駒に伝えやすくなる
  • 体質弱化
  • 気性難化

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👆の画像はノーザンテーストのクロスが発生しています。

種牡馬の母父(3代前祖先)と繁殖牝馬の父父父(4代前祖先)の掛け合わせになるので、「ノーザンテーストの3×4」と呼ばれます。

3×4の配合は奇跡の血量とも言われています。

ja.wikipedia.org

インブリードは血が濃いほど効果が高くなる反面、デメリットも影響も大きくなります。

濃い 2×2 < 2×3 < 3×3 < 3×4 < 4×4 < 4×5 < 5×5 薄い

アウトブリード

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掛け合わせる種牡馬繁殖牝馬の血統表の中で同じ種牡馬繁殖牝馬)が出てこない場合に成立します。

アウトブリードによる効果の以下のようなものがあります。

  • 体質強化

ニックス

相性の良い子系統を組み合わせることで成立します。

ニックスによる効果は全体的な産駒の能力の底上げです。

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相性表

一昔前のダビスタでは上記のような相性の相関がありました。

ダビマスではもっと多彩な組み合わせと、効果の大小を決定づける計算方法があるようです。

面白い配合

ダビマスでは、種牡馬の父、父母父、母父、母母父 と 繁殖牝馬の父、父母父、母父、母母父 の8つの親系統を7種以上で構成することで成立します。

※過去作では6種以上で成立していましたが、今作ではどうなるでしょうか

面白い配合の効果は、産駒の底力の下限値を引き上げる効果があります。

成立条件は文字で見るより、実際に血統表で見たほうが直感的だと思うので、以下をご覧ください。

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面白配合

考えた配合

TBD

しっかりした配合

TBD

見事な配合

TBD

完璧な配合

TBD

危険な配合

TBD

ニトロ

TBD

調教

TBD

レース

TBD

対戦

TBD